受験生向けブログ VOICE 2025年度
- なんで、私は東京外大を!? 2025.7.9
- 高1からの志望校 2025.7.1
- フランス語大好き東京外大生による、魅力いっぱいのフランス語の世界 2025.6.17
- 皆さんに知ってほしい!モンゴル地域とモンゴル語専攻の魅力 2025.6.6
- 東京外大生の1日~言文ベトナム語専攻3年生編~ 2025.5.26
- フランス語が大好きな東京外大生の1日 ~言文3年生編~ 2025.5.13
- 4年生アンバサダーが、東京外大の言語科目をご紹介! 2025.4.28
- ショートビジット体験記~バンクーバーでの3週間~ 2025.4.2
なんで、私は東京外大を!?
Kia ora! (こんにちは!)
国際社会学部オセアニア地域専攻1年のひろとです。
本格的な夏がやってきてしまいました。
私は暑いのが苦手なので、南半球のオーストラリアやニュージーランドに今すぐ逃げたい気分です!
みなさんも適度に休憩や水分補給をして、体調には気をつけてくださいね。
さて、今回のテーマは前回に引き続き「東京外大の志望理由」です!
皆さんが東京外国語大学を志望する理由は様々だと思いますが、今回は私の一例をご紹介します。
ぜひ最後までお付き合いください!
① ミクロな視点とマクロな視点を同時に養える
私はオセアニア地域専攻なので、オーストラリアやニュージーランド、太平洋の島々の言語や文化を詳しく学んでいます。
もともとオセアニアに興味のあった私にとっては、オセアニア地域をこれほど詳しくミクロな視点で学べる大学は他にないというだけでも、十分な志望理由でした。
しかし、東京外大での学びはそれだけではありません!
専攻地域、言語に直接関わることを重点的に学ぶだけでなく、より地域を俯瞰し国際的な視点から専攻地域を捉えることができます。
例えばオセアニアであれば、アメリカや中国、日本といった国々とどのような関係があるのか、国際社会の中でオセアニアの国々はどういう役割を持っているのかなど、マクロな視点からも自分の専攻地域について思考を深めることができるのです。
このマクロな視点は「地域的な俯瞰」にとどまらず「学問的な俯瞰」をも含みます。
専攻地域、言語に関する内容だけでなく、法学、政治学、社会学、文化人類学、言語学、教育学、環境学などの、多様で普遍的な学問も同時に学ぶことができます。
最近は「グローカル」という言葉をよく聞きますが、まさにグローバルとローカル、双方の視点から学びを深めることができるという魅力に強く惹かれ、私は東京外大を志望校に選びました。
② 自分に合った入試制度
2つ目の志望理由は、多くの東京外大を目指す皆さんにとって馴染みのないものかもしれません。
その志望理由とはズバリ、入試にDPが使えたからです。
多くの人が DPって...? となっていることでしょう。
簡単に説明します。
DPとは国際バカロレア(IB)という教育プログラムの中のカリキュラムDiploma Programの略称です。
国際バカロレアとは、探究心と生涯にわたって学び続ける姿勢を持ち、より良い平和な世界に貢献するための人材の育成を目的とした教育プログラムです。(※)
その中の一カリキュラムであるDPでは、所定の成績を修めることで大学入学資格が与えられます。
世界5,000以上の大学で入学資格として認められており、近年は日本でもIB入試を取り入れる大学が増えてきています。
私は高校生の時にDPの教育を受けていたので、志望校は入試にDPが使える大学である必要がありました。
しかし、IB入試を採用する学校が増えてきているとはいえ、その数はまだまだ多くはありません。
そんな時に見つけたのが東京外大の「帰国生等特別推薦選抜」です。
帰国生等特別推薦選抜では、海外で正規の学校教育を受けた人や、大学が指定する大学入学資格保有者が受験資格者となり、その中には国際バカロレアのディプロマ資格も含まれています。
このDPが入試に使えるという点が、私が東京外大を志望する最大の決め手となりました。
この記事を読んでくださっている方の中で、帰国生入試の受験資格に該当する人は多くはないかもしれません。
しかし誰であっても、大学で学べることと受験の方法の両方が自分に適していることは、とても大切なことです。
学校推薦型選抜の要件、大学入学共通テストの受験科目、個別試験の教科選択、後期日程の有無などを正しく理解し、自分に合ったものを見つけることで、より効果的な受験対策ができると思いますよ!
いかがでしたか?
ひと口に東京外大生といっても、どうして東京外国語大学を目指したのかは十人十色です。
他人と比べるのではなく、自分なりの志望理由を明確に持つことで、勉強にも精が出ると思いますよ!
そして、もっと東京外大生の志望理由や受験勉強、大学生活について知りたいと思ったそこのあなた!
ぜひオープンキャンパスに来て、各学部?各専攻の相談教室などで現役の東京外大生とお話ししたり、模擬授業に参加したりしてみましょう!
今年のオープンキャンパスは、来場型が7月27日(日)に、オンライン型が7月31日(木)に開催されます。
どちらの場合でも来場登録が必須ですので、忘れずに登録を行なってくださいね!
ちなみに来場型オープンキャンパスでは、事前予約制のプログラムだけでなく、予約不要で参加できるプログラムも多数用意しています。
詳しくは大学のHPをご確認ください。オープンキャンパスのリンクはこちら!
春には綺麗な桜を見ることができます。自然豊かな東京外大のキャンパスにぜひ足を運んでみてくださいね?
以上、ひろとがお送りしました。
Ka kite anō(またお会いしましょう)!
※入試情報等は2025年度入学のものを参照しております。
これらの情報は毎年更新されますので、必ず最新のものをご確認の上、参考にしていただけますと幸いです。
(参考文献)
International Baccalaureat.(2025,05,06). Our mission. IBO. https://www.ibo.org/about-the-ib/mission/ (2025年6月29日最終閲覧)
高1からの志望校
Ciao!(こんにちは!)
言語文化学部イタリア語専攻1年のひとみです。
最近は毎日暑すぎて溶けちゃいそうですが、乗り越えていきましょう~!!
今回のブログでは、私が東京外国語大学を知ったきっかけと志望理由について紹介していきます。
まず、私が東京外大を知ったきっかけは高校1年生のときに受けた模試です。
中学生のころから英語と古文が好きで、言語や文化について興味があったものの、特に志望校は決めていませんでした。
しかし、模試の志望校欄を埋めないといけない!そこで、受験コード一覧をパラパラめくっていたときに見つけたのが「東京外国語大学」です。
こんなにも、分かりやすい大学名があるでしょうか。
私立かと思って調べてみると、なんと国立!
その日から受験が終わるまで、私の志望校欄には、東京外大がメンバー入りしていました。
次に東京外大を知ってからその後の3年間本学を志望し続けた理由を、2つ紹介します。
1つ目は、受けたい授業があったからです。
ずばり「ソーシャル?ダンス」です!!!
こちら「受験生向けブログVOICE」の2022年度8月1日投稿『留学先で役立つかもしれないおもしろ授業!』を読んで、私はソーシャル?ダンスが体育の授業で受けられると知りました。
当時の私はワルツを授業で習えることに衝撃を受け、東京外大に行ってワルツの授業を受けるぞ!!と決心したのを覚えております。
現在、そんな私は月曜日4限目のソーシャル?ダンスの授業にて、必死でステップを踏んでおります。
開講科目は変更になることもあるので、受講できて幸運です!!
受験生のみなさんも、本学で受けられる授業をぜひ調べてみてください。(シラバス検索はこちら)
モチベーションアップにつながるかもしれません...!
2つ目は、将来外交官になりたいからです。
東京外国語大学では、外交官を目指している学生向けに外交官等国家?地方公務員プログラムが提供されています。
中学生のときに外交官の方の講演を聞いて以来、ずっと外交官になりたかった私にとって、あまりにもぴったりな就職支援制度です!
そして、外交官志望の東京外大生は多く、同じ目標を持った仲間と過ごせるという魅力的な環境に心を打たれました。
受験生のみなさんは、将来やりたい仕事はありますか?
東京外大生の卒業後の進路は多岐にわたります。
なりたい将来像に向かってお互い頑張っていきましょう~!
以上、私が東京外国語大学を志望したきっかけと理由でした。
お楽しみいただけたでしょうか!?
実は、今回のブログは私にとって初めての投稿でした!
受験生のころにこのブログを読んでいた私がまさか執筆側になるとは感無量です!
これを読んでくれたあなたもTUFSアンバサダーになってくれたらとっても嬉しいな~と思っています。
まだまだ暑い日が続きますが、体調に気を付けて頑張っていきましょうね~!
それでは、A presto(またね)!
フランス語大好き東京外大生による、魅力いっぱいのフランス語の世界
Bonjour tout le monde! (皆さん、こんにちは!)
言語文化学部3年フランス語専攻のももかです。
6月も半ばになり、だんだん夏が近づいてきましたね。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
私は授業?課題だけでなく、部活や9月からの派遣留学への準備と、忙しいながらも毎日充実した生活を送っています。
これからどんどん暑くなるようですが、皆さんも体調にはお気をつけくださいね。
さて、第2回目となるTUFSアンバサダーによる専門地域?専門分野の紹介ですが、今回のテーマはフランス語です!
みなさんはフランス語についてどのようなイメージを持っているでしょうか。
「おしゃれ」「発音が心地よい」「国連の言語」などといった言葉を挙げる方も多いと思いますが、このブログでは私が思うフランス語の魅力をお話したいと思います…!
フランス語や、フランス語圏の文化に興味を持っている方の参考になれば幸いです。
【フランス語について】
フランス語の話者人口は、母語話者と非母語話者を合わせると全世界でも約3億人以上と言われており、国連の公用語のひとつにもなっています。
フランス語は、フランス以外にも、スイス、ベルギー、ルクセンブルク、モナコ、カナダなどなど、5大陸すべてで話されています。
フランス語の特徴のひとつに、「多様性」が挙げられます。
世界中で話されているフランス語は国や地域によって、それぞれ異なる特徴を持っています。
例えば、フランスでは「70」を「soixante-dix」(日本語で直訳すれば「60?10」つまり、「60+10=70」!)と言いますが、ベルギーやスイスでは「septante」と言うなど、語彙レベルでの違いは多くみられるようです。
ちなみに、上の例でフランス語の数字の表現が少し特徴的であることにお気づきになった方も多いと思いますが、フランスのフランス語では70=soixante-dix(60+10)、80=quatre-vignts(4×20)、90=quatre-vingt-dix(4×20+10)と、70より上の数字になるとかなり複雑な呼び方をします…。
フランス語の数字の表現は興味深いとともに、特に初級学習者の頃は、混乱していました…(笑)
〈いつかの朝ごはんにつくったフレンチト―スト。ちなみにフランス語では「pain perdu」と言って、「ダメになったパン」という意味です。硬くなってしまったバゲットを美味しく食べるために作られるようになったと言われています。〉
【フランス映画】
フランス語圏には、さまざまな魅力的な文化がありますが、その中でも私が好きなのはフランス映画です!
以下はお勧めのフランス映画TOP3です。気になった方はぜひ観てみてください…!
①『アメリ』(2001)(原題:Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain)
「幸せになる」ことがテーマの、少し変わった内気な少女?アメリの物語です。
登場人物のファッションやインテリア、画面の構成がとにかくお洒落な映画です…!
有名なクリーム?ブリュレのシーンを観るといつも、クリーム?ブリュレが食べたくなります…。
② 『友だちの恋人』(1988)(原題:L’Ami de mon amie)
この映画の監督であるエリック?ロメールの作品は、どれもゆったりとした雰囲気が流れていて、個人的にはとても「フランスらしい」作品だと思います。
特にこの映画は、登場人物の着ている服の色まで細工がされていて、そういったトリックを見つけるのも映画鑑賞の楽しみの一つではないでしょうか。
③ 『幸福(しあわせ)』(1965)(原題:Le Bonheur)
女性監督であるアニエス?ヴァルダの作品。フランス的エスプリが物語の中にちりばめられていて、映画を観終わった後は「幸福」について考えさせられる、そんな内容になっています。
比較的古い映画ではありますが、色彩がとても美しく、とてもおすすめです。
〈フランスの映画館での1枚。大好きなフランス映画を本場フランスで鑑賞できたことは、とても嬉しかったです…! ※著作権の関係上、スクリーンに映ったロゴは隠しています。〉
【東京外大フランス語専攻について】
次に、私の所属する東京外国語大学?フランス語専攻についてご紹介します!
フランス語専攻は、各学年が約50人と、比較的人数の多い、通称「大語科」のひとつです。
1?2年生では必修となるフランス語の授業が週5回あり、主に日本語ネイティブの先生が文法や読解の授業を、フランス語ネイティブの先生が会話の授業を担当しています。
日々クラスメイトには良い刺激をもらい、お互いに切磋琢磨しながらフランス語の勉強に励んでいます…!
フランス語専攻での私の一番の思い出は、2年生の時に経験した、外語祭での「語劇」です。
「語劇」とは、各専攻言語地域の2年生が、毎年11月に行われる東京外国語大学の文化祭、通称「外語祭」で、それぞれが専攻する言語で劇をします。
脚本、衣装、照明など、全てを学生自身が協力して計画し、一つの素晴らしい作品を作り上げていきます。
昨年度、フランス語専攻は「レ?ミゼラブル」をミュージカルの形で上演し、見事優勝することができました!
個人それぞれが自分自身の特技や才能を発揮し、和気あいあいとした雰囲気だったからこそ、最高のミュージカルになったと思っています。
※外語祭についてもっと知りたい方は、ぜひこちらもご覧ください!
〈フランス語劇のポスターです。私はナレーターとエキストラという小さな役でしたが、フランス語専攻の友人たちと一緒に一つの作品を作り上げることができ、とても嬉しかったです!〉
最後に、私のお気に入りのフランス語のフレーズをご紹介します!
Le temps n’existe pas. 「時が過ぎるのはあっという間だ。」
これは直訳すると、「時間は存在しない」になります。
私が大学1年生の時、ショートビジットでフランスのグルノーブルに滞在していた際に仲良くなったフランス人の方に教えてもらった言葉です。
私にとって初めての海外、初めてのフランスだったグルノーブルでの滞在は、まさにLe temps n’existe pas.と言える体験で、経験したこと全てが新しく、価値のあるものでした。
※グルノーブルでのショートビジット体験記についてもっと知りたい方は、こちらもチェックしてみてください!
〈山の頂上から見下ろした、グルノーブルの写真。自然が豊かでとても美しい街です。〉
いかがだったでしょうか?
フランス語の魅力は、このブログでは語りつくせないほどまだまだ沢山あるとは思いますが、今回のブログを通じて、少しでも多くの方がフランス語に興味を持ってくださればとても嬉しいです…!
東京外大でのフランス語の学びは、私にとって新しい世界を拓いてくれました。
「フランス語」という言語そのものに限らず、それをとりまく社会?文化?人々…私にとって、フランス語とは自分の人生をより豊かにしてくれるものだと思っています。
みなさんもぜひ、魅力あふれるフランス語の世界を味わってみてください!
Merci beaucoup. Bonne journée!(ありがとうございました。素敵な1日になりますように!)
皆さんに知ってほしい!モンゴル地域とモンゴル語専攻の魅力
Б?гдээрээ сайн байцгаана уу? (皆さん、こんにちは!)
国際社会学部モンゴル語専攻3年のまゆです!
暑くなったり寒くなったりと天気が不安定な日々が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
私の周りには風邪をひいている人がたくさんいます…。
夏が近づいているから、と侮ってはいけませんね(笑)
さて、今回から2回にわたり、私たちTUFSアンバサダーによる専攻地域や専門分野の紹介を行います!
第1回である今回は、私が専攻しているモンゴル地域について、たくさん魅力をお伝えしていこうと思います。
東京外大を目指されていて専攻を決めかねている方や、モンゴル地域に興味がある方は必見です!
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです^^
【モンゴルってどんなところ?】
モンゴル国はロシアと中国に挟まれた場所に位置する国です。
人口の大半をモンゴル人が占めていますが、西部にはカザフ人も住んでいます。
キリル文字と独自の縦文字を使用するモンゴル語が話されており、ソ連の衛星国であった過去を持ちます。
〈モンゴル文字は世界的に見ても珍しい、左から右に書く縦文字です。モンゴル語専攻では2年生に学習します。ルールが多くて難しいですが、とてもかっこいいと思いませんか…?〉
皆さんが「モンゴル」と聞いて思い浮かべるのは、広大な草原や遊牧文化、移動式家屋のゲルなどだろうと思いますが、実は首都のウランバートルは大都会。
高層ビルが立ち並び、カフェやレストランも多く、交通の便もとてもよいです。
コンビニも街の至る所にあります!
遊園地や博物館といった観光地も充実しており、とても近代的です^^
〈こちらがウランバートルの写真です。〉
一方、首都から車を1、2時間走らせると、そこには皆さんが想像するような大草原が広がっています。
ゲルや放牧中の家畜を見ることができ、場所によっては乗馬やラクダ乗り体験をすることもできるんです!


〈左の写真はウランバートルから車を2時間ほど走らせたところにある砂漠です。ラクダが飼育されており、乗せてもらいました!また、右の写真のように青々と草が茂る大草原も見られます!〉
また、あまり馴染みがないかもしれませんが、実はモンゴルにはたくさんのお寺があります!
モンゴルで最も広く信仰されている宗教としてチベット仏教があるのですが、中でも総本山とされるガンダン寺は厳かな雰囲気がとても魅力的です。
チベット仏教に興味がある私にとっては、大好きな場所の一つです。
〈ガンダン寺には大仏があります。まるで奈良の東大寺のようです。〉
モンゴルは日本から直行便で5時間ほど。
そこまで遠くはありませんが、私たちにとってあまり馴染みがないからか、まだまだ「未知なる国」という印象を抱かれる方が多いのではないでしょうか。
ですが、実際にモンゴルについて深く学ぶと、雄大な自然や引き継がれる宗教、伝統文化、人々のおおらかさ、言語の興味深さなど魅力が満載であることに気が付くはずです!
【モンゴル語専攻の魅力】
ここからは東京外大モンゴル語専攻の魅力についてお伝えしていきます。
まずはなんといっても仲の良さ。
モンゴル語専攻は1学年10~15名ほどと、人数がとても少ないです。
仲間の数は決して多くはありませんが、その代わり深い交友関係を築くことができます!
大学生活において仲間の存在はとてもありがたいもの。
心を開くことができ、なおかつ共に切磋琢磨できる、かけがえのない仲間を作りたいあなたにはぴったりの場所です!
ちなみにモンゴル語専攻では、遠足へ行きゲルに宿泊したり、先輩や後輩との懇親会があったりとイベントもたくさんあります^^
〈1年生の5月ごろに同期と先生方で、ゲルの宿泊施設へ行きました!1泊2日の遠足で、仲がとても深まりました。〉
また、先生方との「距離の近さ」も魅力の一つです。
モンゴル語専攻の先生方は、探究心が赴くまま行動する私たちをいつもサポートし、助言をくださります。
質問や悩み事ができた時も、気軽に相談できるとても頼もしい存在です!
たとえば昨年私がモンゴルを訪れた際に「カラコルムに行ってラクダに乗ってみたい!」と、とある先生に伝えたところ、なんとツアーを手配してくださりました…!
最後に、個人的に感じている大きな魅力として、モンゴルが発展途中の地域であることを挙げたいです。
モンゴルの発展のスピードは凄まじく、訪れるたびに新しいビルが建設されていたり、お店がオープンしていたりと急速な都市化が進んでいます。
また、資源開発面でも世界的に重要な役割を担っており、今後の活躍が期待されているのです!
〈街中には建設中のビルが多くあります。〉
このようにエネルギーに満ちており、高いポテンシャルを持つ国を深掘りしていくのは、まるで冒険をしているようで本当に興味深いです。
もしあなたが発展途上国に興味があり、なおかつそのエネルギーを肌で感じてみたいと思っているなら、モンゴル語専攻はぴったりだと思います!
【もっと知りたい方は、オープンキャンパスへ!】
今回はモンゴル地域のみを取り上げましたが、東京外大で専攻できる地域はどこも魅力的で、それぞれに唯一無二の良さがあります。
したがって本学を受験される予定の方は、できるだけ多くの学部?学科を吟味してから、第一志望を決定されることをおすすめします!
もっと東京外大のことを知りたい方には、オープンキャンパスが非常におすすめです!
2025年度のオープンキャンパスは、来場型が7月27日(日)、オンライン型が7月31日(木)に開催される予定です。
模擬授業や各種相談会、本学学生と交流する機会を多数設けておりますので、ぜひご参加いただければと思います。
詳しくは本学ウェブサイトのオープンキャンパスのページをご確認ください^^
ここまで読んでくださりありがとうございました!
このブログで少しでも東京外大やモンゴル地域に興味を持っていただけたら嬉しいです!では、またお会いしましょう。
Баяртай! (さようなら!)
東京外大生の1日~言文ベトナム語専攻3年生編~
Xin chào m?i ng??i!(皆さん、こんにちは!)
言語文化学部ベトナム語専攻3年のゆずです。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今回のブログでは前回に引き続き、「東京外大生の1日」と題して、ベトナム語を専攻している私のとある一日の過ごし方をご紹介します!
※今回ご紹介する授業は、2025年度春学期現在のものです。
詳細な教育内容や授業の紹介については、大学HPやシラバスをご覧ください。
5:00 起床
中高生の頃からの習慣で、朝は早めに起きるようにしています。
朝食をとったり身支度を整えたりした後に、時間があれば課題に取り組むことも!
朝に勉強をすると、気持ちよく1日を過ごせるように感じます。
8:30 大学到着
この日は2限(10:10~)からのスタートでしたが、早めに大学へ。
授業が始まるまでは、研究講義棟1階の「ガレリア」や附属図書館で自習をすることが多いです。
朝の時間帯は特にキャンパスが静かなので、勉強がはかどります。
(こちらが附属図書館の外観です。)
10:10 【2限】ベトナム語Ⅲ
私の専攻言語であるベトナム語の授業です。 この授業では、主に飛行機のアナウンスやベトナム語のネイティヴスピーカーによる自己紹介などの聴解を行っています。
実際の会話の場面において、一言一句完璧に聞き取れることはあまり多くありません。
そのため、キーフレーズから内容を類推する力も養えるこの授業は、ベトナム語運用能力を高める絶好の機会となっています。
11:40 お昼休み
2限が終わるとお昼休み!
学食でしっかりご飯を食べて、午後の授業に備えます。
ちなみに最近のお気に入りは、大学会館2階の学食「さぼおる」で提供されている焼き立てパンです!
12:40 【3限】日本古典文学1
国際日本学部で開講されている授業ですが、他学部の学生も受講可能です。
この授業では、『伊勢物語』や『古今和歌集』といった、中高の授業で扱われるような作品を読み解いていきます。
語句や文法に着目することにとどまらず、作品を読んでいて疑問に思った箇所について深く考えていけることが、大学の授業らしい特徴だなと感じます。
毎回ディスカッションも行われるため、他の受講者の意見を聞くことで、多様な読み方の可能性を探求できています。
(この授業は「留学生日本語教育センター」で行われています。研究講義棟から少し離れているのですが、屋根付きの通路があるため雨の日も快適に移動できます!)
14:10 【4限】東南アジア文化研究3
この授業は、私が所属する言語文化学部の「専門科目」(3年生から受講可能)です。
名前に「専門」とあるように、1?2年生までの学びを基礎とした授業で、扱われる内容も段々と高度になっていきます。
この授業ではベトナムの文学史について、ベトナム語で書かれた論文を読みながら学びます。
文献の中には難解な用語も多く使われているため、予習には辞書が欠かせません!
決して楽な授業ではありませんが、文学好きの私にとっては、専攻地域の文学について知ることができる大事な時間になっています。
16:00 【5限】文化?文学研究演習1
この授業は、いわゆる「ゼミ」といわれるものです。
私は世界文学論などを扱うゼミに所属しています。
今学期は、村上春樹による短編小説を読み、毎回ゼミ生の1人が発表をして、その内容について皆で議論するという形式で授業が進んでいるのですが、文学理論だけでなく、様々な視点を適応しながら作品を精読していく作業はとても楽しく、毎回の授業で先生の解説や他のゼミ生の考えを聞くことで、さらに学びが深まっているように思います。
★言語文化学部のゼミについて詳しく知りたい方はこちらへ!
→https://www.tufs.ac.jp/education/lc/seminar/
20:00 帰宅
私は実家に暮らしており、片道2時間ほどかけて通学しています。
通学時間は本を読んだり、その日の授業のノートやレジュメを見直したり…。
出来る限り時間を有効に使えるように心がけています。
以上、「東京外大生の1日」の紹介でした!
この日は1日4コマの授業があって大変でしたが、豊かな学びを得られたように思います。
この記事が、皆さまが東京外大での学生生活をイメージする際の一助となれば幸いです。
H?n g?p l?i!(またお会いしましょう!)
フランス語が大好きな東京外大生の1日 ~言文3年生編~
Bonjour tout le monde !(みなさん、こんにちは!)
TUFSアンバサダー言語文化学部3年フランス語専攻のももかです。
GWも終わり、気温もだんだんと上がって夏が近づいていますね。
さて、今回はフランス語専攻である、私の金曜日の様子を紹介したいと思います!
※今回ご紹介する授業は、2025年度春学期現在のものです。
詳細な教育内容や授業の紹介については、大学HPやシラバスをご覧ください。
7:00 起床
東京外大では一限の授業が8:30から始まります!
最近は読書量を増やすべく、なるべく朝に本を読むようにしています。
朝起きたらすぐにフランス語のラジオをかけるか、シャンソンを流すことが多いです。
朝ごはんをしっかり食べたら、大学に向かいます。
8:30 【一限】フランス語III
金曜日の一限は、専攻言語であるフランス語IIIの授業を取っています。
3年生にもなると、専攻言語の授業の内容も発展的になってきます。
この授業では、毎回一つのテーマを取り上げ、それに関する動画を観て、クラスメイトとフランス語でディスカッションをしています。
やはり語学の中でも「話す」ことが一番難しいですが、苦手だからこそ授業内で積極的に発言するようにしています!
10 :10 【二限】空きコマ、パン屋さんへ
一限が終わったら、お気に入りのパン屋さんへお昼ご飯を買いに行きます。
美味しいものを食べて、午後からの勉強?部活に向けてエネルギーチャージをします!
11:40 【昼休み】和室でお昼ご飯
私は表千家茶道部に所属しているのですが、放課後の活動に備えて、お湯を沸かしたりお道具を出したりと、部活の準備をしておきます。
大体準備が終わったら、部員のみんなと一緒にお昼ご飯を食べます。
窓から見えるカモさんに癒されることもしばしば…
(和室の窓から見えるカモさん。癒されます…)
12 :40 【三限】littérature comparée(比較文学)
この授業は、3年生になると受講できる「専門科目」の一つです。
「旅行文学」がテーマとなっており、こちらも一限の授業と同様、全てフランス語で行われます!
内容も「文学」と専門的なため、より一層レベルの高い授業となりますが、9月からのフランスでの留学に向けて、フランス語でノートをとる練習も兼ねてがんばっています…!
一限の授業と同様、こちらもディスカッションが必ずあるので、スピーキングの練習にもなっています。
(外国語でノートを取るのはなかなかに大変ですが、留学気分を味わうことができます。)
16 :00 【五限】語用論入門(英語学)
こちらは2年生から履修可能となる、「概論科目」の一つです。
私は言語学に興味があるのですが、その中でも「語用論」は今まであまり勉強できていなかったので、今学期初めて履修することにしました。
語用論とは、言語の中でも、文脈の中における意味の伝わり方に焦点を当てたものを指します。
例えば、「今日暑いね」という発話が「窓を開けてほしい」「エアコンをつけてほしい」という意味をもつように、「どういう意味をその発話がもつか?」という問いについて考える学問です。
この授業は「英語学」と、英語の語用論がメインとなっていますが、日本語の事例も多く取り上げているため、理解がしやすく、語用論を身近に感じることができます!
17 :30 【放課後